賃貸の内見チェックポイント|初めてのお部屋探しで失敗しないための完全ガイド

初めての一人暮らし。
ワクワクと同時に「どこを見ればいいの?」「失敗しないポイントは?」という不安もありますよね。

賃貸の内見では、**住んでから後悔するポイントの9割が“内見で見落とした部分”**です。
この記事では、不動産の実務経験に基づき、初心者でも迷わずチェックできるように 最重要ポイントを網羅的にまとめました


【目次】

  1. 内見の前に準備すること
  2. 絶対に外せない「室内のチェックポイント」
  3. 初心者が見落としがちな重要ポイント
  4. 建物・共用部分のチェックポイント
  5. 周辺環境チェック
  6. 内見当日の持ち物
  7. 内見後に必ず行うべき“比較チェック”
  8. よくある失敗と対策
  9. まとめ
  10. サイト内の関連記事リンク案

1. 内見の前に準備すること

内見の質は事前準備で7割決まると言われます。

【準備①】希望条件を優先順位で整理

以下のように「絶対条件」と「妥協点」を決めましょう。

  • 家賃上限
  • 間取り(1K/1DK/1LDK)
  • 駅からの距離
  • バストイレ別
  • 室内洗濯機置き場
  • オートロックの有無

【準備②】内見する物件を3〜5件に絞る

1件だけでは比較ができず、失敗しやすくなります。


2. 室内の必須チェックポイント(失敗率が高い順)

初心者が最も後悔しやすい順に整理しています。


✔① 日当たり・採光(満足度に直結)

  • 実際の明るさ
  • カーテンを開けた時の光の入り方
  • 隣の建物との距離(圧迫感や暗さの原因)

※写真では明るく加工されていることが多いため注意。


✔② 収納スペースの広さ

  • クローゼットの幅・奥行き
  • 棚の高さ
  • 収納の位置

「荷物が入らない」は引っ越し後の失敗あるあるです。


✔③ コンセントの位置と数(家具配置に影響)

  • ベッド・テレビ・冷蔵庫の配置ができる?
  • スマホ充電が不便じゃないか?
  • Wi-Fiルーターの置き場は?

✔④ 水回り(生活ストレスの最大要因)

キッチン

  • コンロは何口か?
  • 調理スペースの広さ
  • 換気扇の強さ

トイレ・バス

  • 水圧
  • カビのニオイ
  • 排水口のにおい
  • 湿気のこもりやすさ

✔⑤ インターネットの回線速度

マンションによってはネットが「住民で混雑して遅い」ことがあります。

確認事項:

  • 光回線対応か
  • マンションタイプか戸建てタイプか
  • 個別契約が必要か

3. 初心者が見落としやすい重要ポイント


✔ 騒音(隣・上階・道路)

  • 上階の足音
  • 共同住宅の生活音
  • 道路の交通量
  • 窓を閉めた時の防音性

✔ 携帯電波の入り具合

  • 特に格安SIM
  • ワンルームは電波が弱い部屋が多い

✔ ゴミ置き場の位置と清潔さ

  • 悪臭
  • カラス対策
  • 分別ルールの厳しさも確認

✔ 退去時の費用(原状回復ルール)

契約前に必ず押さえるポイント:

  • “故意・過失”の範囲
  • ハウスクリーニング代の有無
  • エアコンクリーニング費用の有無
  • 敷金でどこまでカバーされるか

4. 建物・共用部のチェック


✔ エントランス(安全性)

  • オートロック
  • 防犯カメラ
  • ポスト周りの乱雑さ
  • 住人の雰囲気

✔ 階段・廊下の清潔度

→ 管理状態を判断する重要ポイント。
ゴミが放置されている物件は入居後もトラブルが多い傾向。


✔ 駐輪場・駐車場

  • 駐輪場は整理されているか?
  • 放置自転車がないか?
  • 夜道は明るいか?

5. 周辺環境チェック


✔ 生活施設

  • スーパーまでの距離
  • コンビニ・ドラッグストア
  • 病院
  • 夜間の明るさ

✔ 防犯面

  • 夜に歩いて危険を感じないか
  • 死角の多い路地はないか

※可能なら内見後に昼と夜の2回見に行くのがベスト。


6. 内見当日の持ち物

  • メジャー
  • スマホ(写真・動画)
  • チェックリスト
  • ボールペン
  • 図面(不動産会社でもらえる)

7. 内見後にやるべきこと

内見した物件を 比較表 にすると選びやすくなります。

  • 家賃
  • 駅距離
  • 収納
  • 日当たり
  • 騒音
  • 設備
  • 共用部
  • 管理状態

点数方式(10点満点など)がおすすめ。


8. 初心者がよくある失敗と対策

① 写真だけ見て決めてしまう

→ 必ず現地へ行く。特に日当たりは現地でしか判断不可。

② 家賃だけで選ぶ

→ 安い物件は「騒音・日当たり・管理状態」が理由のことが多い。

③ 管理会社の評判を調べない

→ 対応が遅い物件は入居後のストレス大。


9. まとめ

  • 内見は「見るべきポイント」が分かれば初心者でも失敗しない
  • 写真ではわからない点(騒音・日当たり・電波)は必ず現地でチェック
  • 比較表を作ると決断しやすい

初めての一人暮らしの部屋選びは、最初の物件選びが一番重要です。
この記事を参考に、安心してスタートしましょう!


10. 記事内リンク案